非粘着(離型)コーティングで「3Dプリンター」の課題解決へ

3DプリンターのFDM(熱溶解積層)方式による、樹脂フィラメントを押し出すノズルに関する問題を抱えている企業様は少なくありません。今回は解決方法として、「非粘着(離型)コーティング」を加工する提案例を紹介します。

3Dプリンターノズル
業 種3Dプリンター(FDM方式)
加工方法非粘着(離型)コーティング
製品名オーエフコートSih

3Dプリンターは3DCADデータから直接モデル製作が可能な優れた技術ですが、まだ幾つもの課題を持っています。その中でFDM(熱溶解積層)方式の樹脂フィラメントを押し出すノズルに関する問題は製作物の品質に関わる重要な課題です。3Dプリンターのノズル内の詰まりはプロセスを止めてしまいますし、ノズル先端への樹脂付着は糸引き、仕上がり品質の低下につながります。付着具合がひどい場合積層箇所を変形させてしまうこともあります。特に精密な造形が可能な小径ノズルほど影響は大きくなります。

3Dプリンターノズルに対して弊社の非粘着(離型)コーティングを施すことによって、ノズルに離型性を持たせることが出来ます。これによって、ノズルに付着する樹脂残渣を減らし、付着した残渣も小さな力で除去出来るようになると考えました。また、3Dプリンターに必要な温度で性能を維持できることを考慮し、耐熱温度が450℃のシリコーン系のコーティングをオーエフテクノから提案いたします。

スリッターに対する非粘着コーティングは、膜厚が薄くノズルから出る樹脂の形状に影響を与えません。また、樹脂残渣付着を抑制し、付着した残渣も剥離しやすいため、除去洗浄の効果と作業工程が大幅に改善します。耐熱温度が450℃と高いため、耐熱性エンジニアリングプラスチックにも利用可能と考えられます。
そのためオーエフテクノの「非粘着(離型)コーティング」を提案しています。